私たちの移動には、必ず宿の選定が伴ってくる。
ここアユタヤについても、それは例外ではない。 船を下りて右手に歩いていくと市場が見えた。 ものすごーく活気に溢れているかと問われれば、時間帯もあり、NOと答えるしかないが ここがチャオプロム市場という所らしい。 私たちは市場を横目に見ながら、なんとなく活気のありそうな道をずんずん進んでみた。 そこは「チャオプロムロード」ということが、後でガイドブックを開いてわかった。 トゥクトゥクやらソンテウやら、たくさんの乗り物と人が狭い通りに密集していた。 市場だけではなく、ちょっとしたショッピングセンターなんかもあることがわかり、 この一帯はアユタヤでは比較的栄えていることが見て取れた。 少し歩くとなかなか立派なホテルがドドーンと現れた。 もちろん私たちには縁がなさそうな佇まいである。 そこは「Ayothaya Hotel」という中級ホテルだそうだ。 そのホテルの横を右に曲がると、なんとなくゲストハウスらしき建物が数軒見えてきた。 とりあえず、どこがいいのかもわからなかった私たちは、近くにあった「Moon Cafe」というカフェに入って休憩をとり、お勧めのゲストハウスを尋ねてみた。 店員さんは「アユタヤ ゲストハウス」をお勧めしてくれた。 素直な私たちは、勧められるまま、カフェの斜め向かいにあった、そのゲストハウスを訪ねてみた。 すると、かわいらしい子供たちが応対に出てくるではないか・・・。 しかも土足厳禁で、まるで小さな家のような小奇麗なゲストハウス。 私たちは一目で、ここが気に入った。 当然、部屋を一度見せてもらってから決めたのは言うまでもないが、本当にキレイに掃除がされていた。 シャワー・トイレは共同で、空いていた部屋は1階しかなかったのだが、子供たちが掃除をしている姿を見て、 私たちは別のゲストハウスを探す気などなくしていた。 (ちなみに写真は、食堂?兼フロントです)
by nacha02
| 2005-07-27 22:02
| 2000年の修行
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